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ラオックスが5、6月に函館に出店

公開日: : 函館の市政に関する事

個人とは言え、事業をやっているとカネの流れには敏感になるものだ。

今日、今年の5,6月にラオックスが函館市に出店するとラジオで言っていたのを聞きやや驚いたが、ちょっと調べてみると納得の答えがあった。

 

 

ラオックス函館出店の意味するところ

ラオックスが売り上げの当てにしているのは、中国、台湾、アジアからの旅行者の財布のカネである。

景気の悪い函館地元民の消費などハナから眼中に無い。

これは、かつて日本観光といえば、東京、京都、奈良、大阪などが主だったが、現在では北海道など地方にその対象が広がっている事を意味する。

 

 

ラオックスと消費の行方

ラオックスと言えば、かつてはパソコンを主に扱う電気店だった。

しかし、2009年に中国の大手家電量販店チェーン蘇寧電器傘下となると、2010年から総合免税店となり、来日する旅行者の消費を担う店となった。

現在では、中国からの旅行者が来客の半分を占めるというから、中国人が海外で消費するカネを、中国人が掬い取って中国に還流しているという事になる。

(まるで生活保護費を吸い取るパチンコ店の様だ…)

中国人の視点から見ると、中国人が多く訪れ消費する函館市にはビジネスチャンスがある様に見えるという事だ。

 

 

函館市へ経済的な影響について

まず家電販売業については、既に地元の店はない(かつては北斗電気や札幌が本社のそうご電器がありましたね)ので影響は少ないだろうと思う。

ラオックスは既に総合免税店であり、取り扱う商品も電気製品以外にブランド品や紙おむつなどアジアからの旅行客が好むものを販売している。函館市内には地元資本の競合は少ないから、直接的な影響は少ないかもしれない。

結局のところ、影響を受けるのは五稜郭駅周辺の大型電気店やメガドンキ等という事か。

 

雇用については、ラオックスの様な会社は地元採用が多くない可能性があるのではと思っている。

半分くらいの人員は日本中の店舗を回る指導員で、残りの半分が地元採用という形になるのではないだろうか。

企業としてクビを切る人員を最小限にする為にはそれが良いのだが、この点において函館市として条例による制限を設けられないかな、と考えている。

(函館市に出店する小売業者は、その4分の3以上を一年以上継続して函館市に住民票をおく者から採用しなければいけない、とか)

非常に保守的な考えであるが、函館のリソースが目的で来る観光客の落とす金の事だから、それくらいやっても問題ない。

 

 

函館でビジネスをするという事

函館でローカルビジネスをしている人間にとっては、ここで二択となる。

中国人客を積極的に受け入れるか、地元客を優先するか、である。

中国人客はうまく流入させれば爆発的な消費をするが、その国民性もあり、なかなか扱いが難しい。

(ホテルのベッド上で朝市で買ってきたばかりのカニを食い散らかしたりするそうである)

 

中国からの来客数は、為替の影響や中国の国内景気も影響するので、業種によってベストな対応は異なるだろうとは思う。

つまり、中国からの来客が全く無くなった時、地元民も敬遠する様な店になっていてはいけないのである。

事業の継続性を重視しながら、対応を考えるべきだろう。

 

 

とりあえず、こんなところかな。

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